50代からの老後資金準備では間に合わない?

50代からの老後資金準備だったらヤバいの?

間に合わないと大変だけど無理かも…って考えてません?

記事をご覧いただきありがとうございます!
この記事をご覧いただいている貴方は
50代になって定年が近づいてきて自分の貯金状況を見る、
考えるとぞっとしていませんか?

もしそう思われているなら貴方だけではありません!多くの方が本当にどうしよう?生きていけるのか心配と不安を持って生活しています。

それに最近では投資をしてほしいと言っているけれども実際に投資していない50代の世帯主で26.3%が金融資産(現金、投資信託、株式や債券等)を保有していないですし、年収の手取りで300万円未満の方が21.4%いらっしゃいます。
※家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和3年)より

50代から貯金が無かったり、手取りが安い状況で将来の老後資金の準備ができていない方もいらっしゃいますがそのまま何もせずに生活してしまうと本当に大変厳しい状況になってしまいます
そこで50代からどうやって老後資金を作っていくのか知って、不安をずっと持ったままではなく行動して問題を少しでも解消していくのは如何でしょうか?それでは見ていきましょう!

50代の資金準備の最初にする事

50代からどうやって老後資金を貯めるかを考える前に、一つ大事な所から始めましょう!
まずは貴方の目指す生活レベルを設定する所から創っていきましょう。

億万長者になるのと働きながら老後を過ごすのとではやる事が全然違いますし、リスクが違うものです。
貴方が考える現実的に出来る生活水準を決める所から始めていくと不安感も和らいでくるはずです。

・会社で現役で働き続けて、貯金しつつ普段通りの生活水準を目指す
・会社で嘱託、又は別の所でアルバイトなど働きつつ年金とのダブル収入で生活する
・ある程度資金を貯めておいて、年金と貯金の取り崩しで生活する
・働きながら貯金してある程度のタイミングでリタイアして生活する
・配当金などの不労所得を作って、無理なく働いてお金を稼いで生活していく

なんかの選択肢が考えられます。
目標を見つけるだけでも不安は解消されます、あとは行動していくだけですから^^

なので、まずは自分はどういう風にするのがいいのか、現実的に自分はどんなことができるのかを冷静に見る事で50代からの老後資金準備を成功させる事と老後の生活を安心して過ごせるように出来ます。

お金の準備の方法①生涯現役で働く

これは今の風潮という風にみるべきかもしれません。「生涯現役」という生きている限り働き続けるという意味の言葉です。
社会的にというかメディア的に人手不足だから今まで活躍していた人を雇用して人材を確保しようという風な事かもですが、見方を変えれば働き続ける事でお金を稼いで年金だけに頼らないでくださいというメッセージにも見えます。

実際に現役で働ける職場も増えてきているので、勤めていれば今までと同じように収入を得る事ができますし、貯金が少ない状況でもこれなら貯める期間を多く作る事ができます
ただ本当の意味で現役のような体力がないというのも事実。そこで体力作り、筋力トレーニングで若さを保つ事で現役のような働き方を目指していくと貯金も老後も安心を得る事ができます。
働ける所まで働いて、年金の繰り下げ受給による年金増加と働いて貯めて貯金で老後を暮らしていく形を目指すのが「生涯現役で働く」という方法ですね。

お金の準備の方法②年金を貰いながら負荷を下げて働く

こちらは生涯現役よりも体の負担が少なく年金を65歳(現在の状況では)で受給しながら、パートアルバイトで軽く収入を得て2本の収入で老後を生活していく形です。
現役のような大きい収入は望めないので、ある程度の貯蓄の準備を要します。50代から少しお金を貯めるのを意識していくことで老後では軽く働き収入を得ながら、支出を抑えたり、貯蓄を取り崩して生活をしていく方法です。

これの場合は、働きやすい職場を探すのが凄く大事になります。過酷な肉体労働でパートアルバイトでは体がもたない可能性も高くなります
出来る限り負荷の少ない仕事を探して、長く続けられると老後資金の準備額が少なく済ませることもできます。

お金の準備の方法③支出を抑えて貯蓄に大きく回す

今度は働かないパターンですね。年金受給だけであとは悠々自適な生活を目指すというやり方ですが、この場合は今からでも遅くありません!出来る限り支出を抑えて貯蓄を大きく回すようにしていく事をおすすめします。
年金だけの収入では現役よりもかなり落ちてしまうのと繰り下げ受給を考えると無収入の期間が長くなるので貯蓄の取り崩しが多くなって収入が追い付かないことになりますし、繰り上げ受給では早く貰えても年金額が減少してしまうのでより多くの貯蓄を必要とします。

昔は現役引退してから年金で暮らしていけるようなことがありましたが、今は現実的じゃないのでこの方法を使うには支出を抑える選択肢をもって実行する事が大切になります。

お金の準備の方法④不労所得を作って収入源を増やす

こちらは投資などの資産運用を使った方法を活用するやり方です。この選択肢は簡単なやり方ではありませんが、上手く作れば働かなくてもお金が入る(不労所得)を得る事ができます

この場合にしようするのは

「株式投資」
「不動産投資信託」「ETF(上場投資信託)」
「債券」
「不動産投資(かなりハードルとリスクが高い)」

などが選択肢に上がります。

正直どれも適当にして成功するシロモノではないのできちんと勉強して行うのが大前提
そんな中でもやりやすい方法をピックアップしていきますね。簡単ではないですがあまりにもリスクを背負いすぎないやり方だと私は考えています。

上場投資信託の分配金を収入にする

よく投資で儲けるというイメージには個別銘柄の株式投資を思い浮かぶ方が多いですが、
その一つの企業が暴落すると自分のお金も一気に吹っ飛んでしまうという問題があります。
複数の企業の株を持っておけばどれかが駄目になっても他があるということが出来ますが、如何せん購入にはかなりの金額がかかるし、それこそ老後資金の為に貯めてきた資金を吹っ飛ばしてしまう可能性も…

当たれば大儲けできて、悠々自適どころかだいぶ贅沢もできるようになれますが、外れれば考えたくもない状況に陥ります。
と前置きが長くなりました、ETF(日本語で上場投資信託といいます)を購入するといきなりから複数の銘柄セットで運用する事ができます。

分配金(配当金)も貰え(商品によります)値上がり益も狙えるし、複数の企業の株で自動的に運用できるという投資商品です。
勿論ですが、投資なので暴騰暴落なども十分考えられますので、
全ての資金を攻めるのではなくオプションとして活用する
のがおすすめです。

債券を使って利払いを受ける

こちらは投資は投資でも債券を使った方法です。まず債券は国(国債)や企業(社債)にお金を貸してその貸した金額の利率の利払いを受けるという運用です。
債券は株式投資よりも企業が破綻した時に最初にお金を受ける事ができます。全てをもらうことが出来るかはわかりませんが順番は株式投資よりも先に返済を受けれるので、悪い方のリスクにも強い商品です。
※劣後債という優先順位が遅い分有利な利率で運用が可能な債券もあります。

ある意味では貴方が銀行になってお金を貸して利息をもらい元本も返済してもらい資産がプラスになるという考え方ですね。
債券投資家という言葉もある位、株式よりも手堅くお金の支払いを受ける事ができるので株式投資よりも損の確率が低く(勿論破綻リスク等はある)行える不労所得の一つになります。

淡々と貯蓄が出来るなら投資信託を使った運用を使う

ETFも債券もそれなりに元手が必要になりますが、こちらの上場していない投資信託を活用するという手もあります。

ネット証券での投資信託なら100円から買うことが出来ますし、株式も債券もそうですが国内だけでなく海外に投資できる投資信託の商品があるので、ある意味で外貨を持つ事も可能です

普段の貯金している金額を少し投資信託の購入に回し資産運用してお金を殖やし準備するという選択肢もあります。
会社員の方なら毎月給料が入るので淡々と積み立てて資産を積み上げる形がかなりやりやすいので、お金の準備の方法の①~③の選択肢にオプションとして追加してみるのもありですね。

・投資信託で使える投資優遇制度①NISA

投資信託を使った運用はやりやすいだけでなく、投資優遇制度を使うことが出来ます。その一つが「NISA」(ニーサ)というものです。
日本語略なら「少額投資非課税制度」と書く通り、投資であげた利益を本来は20%を徴収される所が非課税になるので全て自分のお金になるという制度です。

2024年1月から新しいNISAが始まるのでお金の準備をしてそこからスタートするのもアリです。詳細はこちらのリンクよりご覧になれます。
参考リンク:金融庁 新しいNISA

NISAの場合は購入、売却はいつでも出来るので、例えばつみたてが厳しくなったから少しの間止めようとかお金が予想よりも入ったから多く買おうといった融通が利くのも特徴。
後述するイデコよりも流動性(現金化や購入の動かしやすさ)がいいので使いやすいです。

・投資信託で使える投資優遇制度②iDeCo

もう一つの優遇制度が「]iDeCo」(イデコ)と呼ばれる年金資産作りのものがあります。
日本語でいうと「個人型確定拠出年金」と呼ばれます。
略で「DC」ともゲーム機のドリームキャストではありません(笑)

投資の掛け金を確実に拠出するという、いわゆる絶対に積立しますという感じですね。
こちらはNISAとは違い途中で積立額の変更ができない(年1回)のと最低5000円はつみたてしないといけないので、生活が厳しくなっても5000円は絶対に確保する必要があります。
そして原則iDeCoの制度を途中解約できない(止められない)という制限が付きます

ただ、NISAよりも有利な点もあるのでNISAもiDeCoもやりましょう!という風になっています。
それが下記の4点

・毎月の掛け金分の控除=所得税、住民税の節税
・運用益は非課税(運用中に出した利益について)=運用益が非課税になる
・iDeCoのお金は公的年金控除で有利に受給する事ができる
・iDeCoのお金を一括受け取り時に退職所得控除が使える

という特徴があります。
サラリーマンの節税や優遇は中々少ないので活用する事で自分の手元に残せるお金を多くすることが出来ますね。

漠然とした不安から目標を立てて一歩ずついこう!

50代の方で老後資金が準備できていないからもう無理だ…というのはどんなやり方があってどうすればいいのかの選択肢をもっていないから不安になります。
上記の方法、働く期間を長くする事や投資で収入を得たり、投資信託で資産を殖やしていくなど、選択肢があればどうしていけばいいという指針が見つかりあとは一歩ずつでも進めていけます。

行動しなければもっと厳しい生活が待っています。50代でもたとえ50代後半だったとしても出来る事をするしないでは結果は雲泥の差。
完璧に準備できなくても、あとは家計のやりくりで生活を過ごしていく事ができますし、明らかに不安は少なくなるはずです。

大変な状況になる前に是非考えて動いていくのは如何でしょうか?
そんな自分だけでするのは無理だ・・・
自分にはそんな力はない・・・
誰かに相談して助けてもらいたい

という様な場合、私の家計相談サービスを活用する事で貴方の不安や問題を解消する事ができるかもしれません!

まずは相談して貴方が感じておられる問題や不安をお話してみませんか?一歩を踏み出す事で変わる事も沢山あるモノです!
矢印下の文字よりリンクを貼っております。

貴方の老後を普通に生活できるように行動してみませんか?^^

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