リースバックを使用する際の注意点

リースバックを使用するなら注意点を知っておこう!

老後資金対策に使えるがこれには注意が必要です

記事をご覧いただきありがとうございます!
会社員や自営業の方でも将来、特に老後の為の資金の不安はもたれていることが多く、貴方もそのような不安を持たれているかもしれません。
その不安をどうやって解決したらいいのかで困っている時にテレビのコマーシャルなどで「リースバック」という言葉を聞くかもしれません。

老後資金の安心の為にリースバックを使用して豊かで安心の生活をもちましょう!」というような宣伝文句を言っていたりします。
でもこんな疑問をもつ事は普通かもしれません。

・リースバックって結局何?
・どういう理屈で老後資金が安心になるのか?
・本当にそれを使っていいの?

結論から言うと
安易に使うと資金が余計に苦しくなる可能性が高い資金対策
になってしまいます。

勿論、有効に使うことも出来る方法ですが使い方を誤る、商品の良い面だけを知っておくのは失敗の基。
それ位にこのリースバック使い方次第で苦しくなるという商品なのです。
なのできちんとメリットとデメリットを知った上で老後資金対策の方法として活用するのか、別の方法を検討するのかを考えていきましょう!

・リースバックとは?
(消費者側からみた商品の仕組みについて)

メディアでも宣伝されているリースバックという金融機関や不動産会社の商品ですが、まずどんなものかを見ていきましょう^^
この商品が使えるのは「自宅を所有している方」が使用できます。
※賃貸で住まれている方は使用する事ができません
一戸建て、マンション共に使用する事ができ、これを使って老後の資金を準備するという方法としてつかうことができます。

金融機関に自宅を売却してお金を貰い、自宅に住みながら生活を行えるようにする金融商品
という感じですね。

参考リンク:センチュリー21のリースバック「売っても住めるんだワン」

リースバックの利用側の利点

不動産を売却するとお金は入りますが、住む所に困ってしまうという状況になってしまいますが、リースバックを使用すると自宅で住みながら生活を行うことが出来、尚且つ手元に資金が入るという商品になっています。

家を売りながら家に住み生活が出来るなんていい商品じゃないか!
なんて思ってしまいがちですが、それだけなら提供側ににメリットがありません。
という事で使う側のメリットは分かりやすく、
家に住みながらも資金を手元に置き、生活が出来る」という事。

これはいい条件に見えてきますが、それではもう一つの視点でのメリットを少し見ていきましょう。

リースバックの提供側の利点

消費者としてこちら側から見る事はないかもしれませんが、こちらの側もきちんと見ておく事で利用する側としてどんな仕組みになっているのかを知っておく事ができます。

提供する側、金融機関や不動産会社ですね。そこはどうやってお金を儲けているのかをみるときちんとした仕組みを見る事ができます。
リースバックは家を売却してそのお金を基本一括で支払うのですが、家を売却して所有者はそのリースバックを提供している会社に移ります。そこで貴方は住んでいる、つまり賃貸として住んでいるという形になっています。
という事は、「家賃を支払う」という風になります。

売却金額もある程度安めになっているので、単純に家の本来の価値の差益を資産として得ている事になるのと同時に家賃収入を得る事ができるという仕組み。
そして家賃は住んでいる限り支払うので長期間になれば収入も大きくなっていきます。もう一つ、家賃を支払えなくなると出ていかなくてはいけない、そしてその残った家を中古物件して提供するという事も出来ます。
その家の資産価格より少し上に価格設定をして商品として提供できる

・売却時の住宅本来の価格の差益
・家賃収入
・住まなくなった住宅を商品として金額を乗せて提供できる

こちらが提供側のメリットです。こういうのも知っておくと商品の理解が深まりますね^^

リースバックをどう使用していけばいい?

勿論、悪い商品ではなく提供側と利用側がwinwinの関係になればきちんとした商品として利用できますが、
いい担当の方じゃなければお金儲けの面で考えられると上記の提供側のメリットが最大限にやられてしまう上に、将来の為のお金、今のお金が無くなって老後どころではなくなってしまうかもしれません。
そこでどんな風に利用すればいいのか、利点を最大限にこちらも使える様に少し考えていきましょう^^

利用選択肢①老後資金準備に使う

こちらが一般的な使い方になるでしょうか。例えば、こんな風な状況や心理になったりするかもしれません

・自分の老後資金が厳しいなかで住宅売却のお金を得るとすごく楽になる。
・せっかく買った自分の家を終の棲家にしたい
・でも家の売却をしてしまうと住む所が無くなってしまう
・違う所に住むにももう一度住宅を買うのは金融機関は貸してくれないだろう
・賃貸でも年齢が高くなると貸してもらえるか分からない・・・

こんな場合に、自分の家に住みながら生活が出来るといういい条件として使う事ができます。
>年金収入と住み慣れた家と老後資金の準備の両立をさせる方法として使う事もできますね。

利用選択肢②不動産⇒現金の相続にさせる

自分の家を売却できているなら相続の話も気にしなくてもいいのも利点。リースバックは「家の売却」なので自分の財産(自分の不動産)ではなくなっているので家の計算を入れなくてもいい、見方を変えれば「現金化」という風にも考えられますね。

相続での不動産は大変なものです。不動産を切り分けるわけにはいかないので…
その不動産をを現金にしているならば財産の計算は行いやすい
相続される側は、賃貸扱いなので家の様々な手続きをする必要が無いので楽になるという点も利点です。

リースバックを利用を考えるのは最初じゃなくて最後!

リースバックは「不動産会社や金融機関に住宅を売却してお金を貰い、賃貸としてそこに住む」という形になります。
なので早く使いすぎると家賃の支払う金額が大きくなってくるので家賃で老後資金準備(売却金額)のお金を食いつぶすかもしれません。

なので、リースバックを使うタイミングを遅くすれば売却金額を老後資金に置いておく事もできるかもしれません。
勿論、自分の資金も準備しておく事が大切になるのは言わずもがな^^

リースバックを使用するのを前提にお金の準備をするのはかなり危険な方法になります!
ある程度きちんとお金の流れを持ち、管理して貯金(老後資金等)を創っていく事が物凄く大事になってきます。

またリースバックよりも住宅の売却の方がよかったという場合も十分あります。勢いではなく、急がずどれが良い選択になるのかをゆっくりしっかり考えていく事も大事です。

その若い人も定年が近い方もこの考え方は変わりません。リスクを大きくして背負いすぎない様にするのが大前提、大きくして背負えば何かあった時に生活が厳しくなって、老後どころの話では無くなってしまいます。
その為にも大きいリスクをとるのを抑えるためにも普段からお金の創り方を考えてやっていく事をお勧めします^^

お金の事で自分でどうやっていったらいいのかが分からないという事があるかもしれません。
「誰かに相談できたら安心なのに…」という風に思われたなら、是非相談してみませんか?

視点が変われば、安心を持つ事や解決策を見つける事もできるものです。
その一歩を踏み出すのに是非ご活用していただければ幸いです。
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