年収350万円でもお金に余裕をつくるための方法
記事をご覧いただきありがとうございます、杉山です。
貴方は年収350万円というのを聞いてどう感じますか?少し少ないという風に感じるかもしれません。
この頃は給料が安定して上がっていく事やボーナスが少なくなっている(カットされる)という事があり、思う様に年収が上がらないという状況の方がいらっしゃいます。
私も会社員で働いていて年収がこの位の金額です。月給(手取り)で20万円位が多いです。
※約20時間位の残業あり
そして、こんな風に考えてしまいませんか?
「もっとお金を稼げたらやりたい事やもっと貯金が出来るのに…」
実はこれには落とし穴があるのです。
頑張って働いて稼ぐだけでは貯金ややりたい事というのは自由にすることが出来ないという点です。
この点を知っているとお金に余裕を作る、お金に困らない様になれる道を作ることが出来ます。
会社員で働く方に年収に不安があっても将来にきちんと備えるための方法をこの記事からお伝えしていきます。
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年収が上がると出てくる問題がある
先程のお金を稼げさえすれば…という考え方で出てくる問題が実はあります。確かに金額面では稼げているのですが、それと一緒に付随するものがあるのです。
しかも貴方が稼げば稼ぐ程、苦しくなっていく…こんな大事な問題を教えてくれる人は周りにいないかもしれません。
みんながお金を稼ぐ事を重視して必要な情報が入ってこないという事もあり得ます。なにより相談しにくいかもしれません。
まずは年収が上がるとどんな問題が出てくるのかを知っておきましょう^^
稼げば稼ぐ程に貴方は別の所にお金を送る!
貴方は年収分のお金をそのまま貰っていますか?勿論会社員で働いているなら手取りはそれよりも少ないはずです。
社会保険料や所得税、住民税などが天引きされて実際に稼いだお金は少なくなっていますよね。
保険料や税金は稼げば稼ぐ程、国にお金を多く渡すようになっていく仕組みになっています。
確かに額面は大きくなってきますが、天引きされる金額もどんどん大きくなっていく…
自分の稼いだお金の全てをこちらの手元にくることなく国に徴収されてしまうので頑張れば頑張るほどに楽になる事は難しいと考えられます。
貴方は所得税はどの位取られるのかを気にした事がありますか?
これを視覚にするとよく分かります。
参考リンク:国税庁 所得税の税率
単純に最大に稼げば45%は徴収されるのが分かります。
※社会保険料などは控除されるので給料の全てに掛かる訳ではありません。
ただどれも自分の手元に入る前に取られていきます。
それと忘れてはいけないもう一つの税金「住民税」。
こちらは固定にされている均等割と所得に応じて金額が変わる比例割の二つから成り立っている税金です。
均等割の金額は5,000円(市町村民税3,500円、道府県民税1,500円)なのですが、もう一つの比例割がミソになります。
貴方の所得税の為に計算された金額の10%が貴方の住民税に掛かってきます。
つまり単純に考えると…最大の支払いは45%+10%=55%の税金がかかってきます。
稼げば稼ぐ程、税金と社会保険料がのしかかってきます。これは知っているのと知らないのとでは対策に大きな差が出てきます。
より稼いで楽になりたい!という風に考えていても上手くいかないかもしれません。
お金を稼ぎ、出来る事が増えると…
お金をしっかり稼げるようになるとしっかり貯金が出来るようになる。
そんな風に考える方が凄く多いのですが、案外そんな風になるのは難しいのです。
家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和3年)によると凄い事が分かります。
・年収750万円~1000万 11.8%
・年収1000万~1200万 11.8%
・年収1200万円以上 9.8%
という結果になっています。
お金をめっちゃ稼いだとしても貯金は出来ない人が出てきているという事。
これがどういう事なのかが分からないとこの所と同じようになってしまうかもしれません。
お金を稼いで自分や家族の為に出来る事、したい事を叶わせるようになったとすると、貴方は我慢しますか?という心理です。
「自分はこれだけ稼いだんだから、これをしたっていいだろう」
子供の為に、家族の為に、自分の為に出来る事が半端じゃない位増えます。
この出来る事が増えると今までの金銭感覚がズレてしまい、結局今までと同じ貯金が増えても収入に対して、生活水準に対して変わっていない、もしくは悪くなっている事になってしまっている。
この点をしっかりと気を付ける事で貯金をしっかり回す事が出来ます。
この最たる悪い例が宝くじを当たった人が不幸になってしまう、お金が無くなってしまう原因です。
医療にかかるお金が大きくなってしまう!
医療費が大きくなる。これも大切な稼げば稼ぐ程に支出が増える一つの要因
よく「医療保険なんて必要ない!」と言った発信を見る時によくある「高額医療療養費」があるから医療保険なんて勿体無い!と発信する方もいらっしゃいます。
では、その高額療養費って自分はどれだけになるか?を知っていますか?
引用:厚生労働省 高額療養費制度の見直し
これの一番右側の金額が現行の制度になります。
年収が高ければ高いほどに支払う医療費の限度額が増えていきます。特に一般より上の年収は
「80100円×(医療費×1%)」
この1%が医療費が大きくなればなるほどずっしりと効いてきます。
この場合なら医療保険に入っておいて入院費や手術代の足しにしておくと貯金が減るのを抑える事が可能ですが、お金の準備をしておかないなら一気に老後破産の道に入ってしまうかもしれません。
収入が上がるとこういう負担も大きくなってきます。
収入を上げるやり方を考える
ここまでがむしゃらに稼ぐと自分のお金の負担が上がるという事をお伝えしてきました。
負担が少なくなる収入の上げ方を創るとどんどん楽になっていきます。
これを作るには会社で働く以上の事が必要になります!
働きながら、少なくても知識を持たないとこの方法を使う事が出来ない、意味が分からないという事になってしまいます。
ここから年収350万円の会社員が積極的に体に無理のない収入の上げ方、備え方を見ていきましょう^^
普段の支出で節約して貯金を備える
普段の使っているものの金額を節約するという訳ではありません^^
普段支払っているモノをクレジットカード払いやバーコード決済にするという方法です。
クレジットカードにはポイントというものがよく付きますよね。具体例を出すならdポイントや楽天ポイントなどのスーパーやコンビニで付きやすいモノなどを使い、普段の支出にポイントを付かせて積極的に値引きを活用するそれで少しずつでも安く仕上げていけます。
普段のお金の支払い方で何も労力を掛けなくてもできる方法の一つですね。大きい買い物をするなら細かい金額の買い物を無料にしてしまう事も出来るかもしれません。
出来るだけ自分が無理なく支出を抑える方法を使うと精神的に焦る必要が無くなるのでお勧めです。
お金でお金を殖やす「資産運用」を活用して殖やして備える
今の流行りな事ですね!資産運用をしてお金を殖やすようにするという選択肢です。
これを使うメリットは
「お金にお金を生ませる」という方法が可能になる、自分の労働力を使わないでお金を生み出すことが出来るという点。
色んな資産運用の方法がありますが、流行りなら投資信託を使って資産形成をするというやり方ですね。
投資信託は株式や不動産と違って買いやすい(ネット証券を使うなら100円からほぼ確実購入する事が出来る)ので使いやすく、YouTubeや本でも運用戦略が発信されています。
私もこのような記事を書いております。
こちらのリンクからご覧になってみませんか?
資産運用を活用するのが「マネーリテラシーが高い」とか「遅れている」とかする事が正義というような風潮も見受けられますが
それは違います。この方法はリスク(儲ける事と損する事)があり、損する方に自分が回る事も十分あり得ます。
巷で言われている投資信託の運用は確かにリスクは低く抑えられる方法ではありますが、それが悪い方向にいったり、それが維持されてしまうという視点がないかもしれません。
普段のお金の使い方で何とかお金を貯金出来ていける、お金が減ってしまうのは耐えられない!という場合は使う必要がないかもしれません。
それは自分の性格や考え方で変わるモノですのでそこは気を付けましょう。^^
資産運用で投資(現物株式、不動産投資信託を使用)して収入を上げる
この方法は投資信託の運用ではなく、いわゆる投資、株や不動産に投資するというやり方を使ってお金を生み出します。
投資信託とは違い一企業に投資をするので値上がり下がりは大きくなりがちです。でもこちらは「配当金」を貰う事が出来る所が多い。
配当金という言葉を聞いた事があるかもしれません。
企業が出した利益の内、経費を差し引いた後のお金を投資家が貰える、そのお金を配当金と言います。
自分はその権利を買って、お金を貰うことが出来る…これはまさしく不労所得。
これを使用すると本業以外の収入を得ることが出来ます。そして一つのお金の知識として現在の税金の仕組みを知っておくとまた変わってくるかもしれません。
この配当金や株価が上がった際の利益は「特定口座」と呼ばれる、確定申告を必要としない口座を使用すると実は給料や事業をしている人の税金とは違うで計算されるのです。
「分離課税」と呼ばれるで計算され、収入として計算はされません!
税金は20%(所得税15% 住民税5%)が源泉徴収されますが、大きく稼いでも
この計算が適用されないので配当金が大きくなっていっても20%だけになります。
先程の健康保険料の計算や高額療養費の計算は「総合課税」(給料や事業の収入)であって「分離課税」では計算されないという事は
負担が低く抑えらえるかつ収入があるという反対の状態を作る事もできます。
こういう事も使うとより有利にお金を創っていく事ができますね^^
お金の準備はがむしゃらに働くだけじゃない!
いかがでしたでしょうか?必死に働いて節約してお金を準備する以外に
・投資信託を使った資産運用
・株式や不動産投資信託を使用した投資による配当金や値上がり益を得る方法
税金の仕組みを使って医療費を抑えたりする事を利用してお金に余裕を作る事ができます。
私もこれらの方法を使っています。現在は投資している方が有利なので
このような金額の利益になっていますが、勿論、損のリスクも背負っています。
そこはどうしていくのかを自分で考えたり、勉強したりして上手く資産を残す、殖やす方にもっていくようにしています。
自分が今出来る選択肢を多く使って、上手なお金の動かし方(使う、貯める、殖やす)を考えていきましょう^^
年収350万円の会社員の貴方なら余裕を持ち、人生を豊かにしていける様になれます!
もし自分だけじゃどうしていったら良いのかが分からないという事もあるかもしれません。そんな時は人に頼る、お金の事を聞ける人を作っておく事で焦らずに行動していく事ができます。
私もその一人です!私のサービスにお金の相談がございます。
資産運用と家計相談の2つのサービスがご提供する事ができます。貴方が必要だと感じるサービスをご覧ください^^
相談メニューはこちらの文字よりリンクを貼っています!貴方のお金の不安を一緒に解決していきます^^
私のご提供可能なサービスメニューはこちら!
より早く対策を打つことが出来て
豊かな生活を安心、安定して目指していけます!
私がご提供可能なサービスメニューをこちらから見る事が出来ます^^