NISAってよく聞くけど一体何?

参照元:日本銀行(資金循環の日米欧比較)

NISAってよく聞くけど一体何?
投資でお金を殖やすにはこれを使用しないと勿体無い!

記事をご覧いただきありがとうございます、杉山です。

最近、テレビやsNSでも耳にする、目にするNISA(ニーサ)という文字。
色んな印象があるかと思います。

・このニーサを使ったら投資できる
・ニーサを使えば儲けられる
・金融機関が提供している何か

というような様々な考え方があるかもしれません。

この「NISA」というものをどんなものかを知って、貴方が投資をしようか悩んでいたりしているなら是非どうするかの選択しになれば幸いです^^

NISAとは国の投資優遇制度

まずこの用語の意味から見ていきましょう。
このNISAとは日本語なら「少額投資非課税制度」と言います。
投資で儲けた分は本来税金が20%かかるのが、非課税つまり税金が掛からずに全て自分のお金として取る事が出来ます。

自分で投資しているのに儲けた分が全部自分のじゃないのはちょっと不服かもしれませんが(笑)
そういうルールの中で儲けた分の税金がかからないように出来るというものですね。

国からの「投資を推進していかせたい!」という考えを反映した、投資優遇制度になります。

何故投資を推進していきたいと考えているのか?

色んな憶測があるかと思いますが私個人の意見として、
日本は預金率がかなり高い(現金)上に使われていないという現状があると言われています。
それを寝かしたままでは何も生み出さないという事でお金を企業(株式)や国(債券)に投資してもらってより成長を促そう!
という事だと考えています。参照元:日本銀行(資金循環の日米欧比較)
参照元:日本銀行(資金循環の日米欧比較)

もう一つは、年金だけで生活を補填するのは無理だから自分でもお金を準備するようにしてほしいというメッセージという事もあります。

悪い見方なら
投資で企業にお金が回り、利益が出た場合には法人税や消費税としてお金を取ることが出来る。
雇用にお金が回れば人を雇った場合の社会保険料や所得税、住民税、その人の消費による消費税などの税金を多くとれるようになると考えている
投資で儲けたお金を経済に回してもらった際の消費税を取る事が出来る
などが考えられますね。

後ろは余計ですが(笑)実際に投資をする事でお金を儲けられるのは事実なのでそれを上手く使いたいというので推進しているのだろうと察します。

NISA口座と特定口座

投資を始める為には証券口座が必要になります。そこでNISAの登場です、「NISA口座」というものと「特定口座」というものがあり、
特定口座は税金が掛かる今まで通りの口座を作る事が出来ます。
先程書いた通り、NISA口座は投資で儲けたお金(運用益や配当金等)が全て自分のお金として入ってくる口座で
特定口座は儲けたお金に対して20%(所得税、住民税込)が徴収されます。

特定口座も悪い点だけではありません。自営業で働いていたりする方なら2月~3月に申請する「確定申告」というものがあります。会社員で働いている方なら年末調整がその部分になります。
投資でも勿論申請しないといけないのですが、特定口座は確定申告は免除(証券会社がしてくれる)なので作業が楽になります。
※特定口座以外に一般口座というものありこちらは申告しないといけません。

さて、NISA口座はどうなのか?という所が気になる所ですよね^^
こちらは確定申告する必要はありません!税金計算するために確定申告をするのですから、非課税になるから別にしなくても問題ないという事です。

NISAを使用できる投資先を知っておこう!

この非課税になる制度を使うのはわかったけど、どんなものに投資する事が出来るの?
投資といっても色んな所にできるもの。NISAには2つのモノがあります。

一つは「一般NISA」、もう一つは「つみたてNISA」という2種類です。
※恒久化の際に名称が変わります。
「一般NISA」=成長投資枠 「つみたてNISA」=つみたて投資枠
という風に言われるようになります。現在はどちらか一方のみですが、将来は併用が可能!

新NISA表
出典:金融庁ウェブサイト (https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html)

この二つのモノを見て投資対象商品がどんなものがあるかを見ていきましょう。資金準備をする際により多く増やす方にするのか、安定を狙って投資をするのかを考えるのに必要になる所になります。

一般NISA(成長投資枠)を使用できる投資先

こちらの投資先はより利益を狙っていきやすい商品があります。

・現物株式
・投資信託
・上場投資信託

というような金融商品を使用することが出来ます。

この投資先での配当金や値上がり益を得る事ができるとNISA口座で購入しておくと
この利益からの税金が掛からない=全て自分のお金として貰うことが出来る
というより有利に収入を得る事が出来ます。

こちらの成長投資枠は、
自分がしっかりと投資に対して勉強をしたりすると大きくお金を殖やす、不労所得を増やしていく事ができ会社で働く以外の収入源を上手く作る事が出来ます

つみたてNISA(つみたて投資枠)に使用できる投資先

こちらは名前の通り積立を使用した投資の方法での枠になります。
先程の成長投資枠とは違い、投資信託を使用したものしか使うことが出来ません
※こちらの投資信託は金融庁の選抜された投資信託のみが対象

金融庁だからといって悪い商品しかないんじゃないの?という疑心を持たれるかもしれませんが(笑)、きちんと有利な投資信託を準備されています。基本は投資信託の購入に必要な手数料が無く、信託報酬と呼ばれる維持手数料がそこまで高く設定されていない商品を選抜されています

基本は株式の投資信託が使用されているので長期投資をする事でよりお金を殖やしていく事が主になっています。
こちらは投資資金としてお金を使うのが難しいという方が使いやすく、投資のリスク(儲けと損)を大きくしたくないけど資金を増やして将来に備えたい!
という考えならこちらを使うのがおススメです^^

投資でお金を早く準備するならNISAは必須!

自分で投資でお金を殖やしたり、稼いだりしたのにその利益から20%を取られるのは結構嫌なモノです。
100万円の利益=20万円が税金(税金の内訳は所得税15% 住民税5%)
お金を準備するのに税金分をより多く考えておかないといけないのは大変ですよね!

せっかく有利になる制度があるなら使わなきゃ損です。
投資にお金が向かうようになれば色んな面で社会に良い循環が生まれます。

企業(株式)に投資する事でその企業が成長する為の資金を持つ事ができ、
より大きい会社として伸びていけば株価も配当金も大きくなりますし、会社が儲かれば従業員も給料アップ、賞与アップなども見込めます
貴方も企業の従業員もお金が多く貰う事が出来ると消費に回ったり、他の企業に投資をして違う企業が成長するようにできるのとより自分の資産を殖やしていく事が出来ます。

会社で働いて給料を得ながら、投資でお金を殖やす、配当金を得るように出来ればお金の不安や生活にゆとりや豊かさを持つ選択肢が増えますね!
将来のお金に備えらえるようになれば安心してお金を使う事ができ、貴方の人生を自由にすることだってできます^^

もし投資を始めようと考えておられるなら、NISAを使用するのは必須ですよ!
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