NISAを使う際の注意点は何かあるのか?

NISAを使う際の注意点は何かあるのか?
NISAは万能じゃなく知っておくべき注意点がある!

2022/09/13運用評価損益

記事をご覧いただきありがとうございます!杉山と申します。,
最近は投資にお金を向かわせる方も増えてきて投資の事で関する用語が色々と聞く事があるかもしれません。

例えばこんな言葉聞いた事ないですか?

・投資信託
・株
・国債
・FX
・iDeCo
・S&P500
・日経平均株価
・TOPIX

という様なものから

・資産運用は○○に相談だ!
・全自動のおまかせ資産運用(個別の企業名は避けます(笑))
・ロボアドバイザー

といったテレビで流れているコマーシャルでも見る様になりました。それ位身近になって来ているのかもしれません。

そこで投資に興味を持ったら必ず避けては通れない用語があります、
それがNISA」(ニーサ)という用語です。
このNISAという用語は知っているけど何かよくわからなかったり、良い面ばかり聞くけど実際どうなの?という風な疑問や不安を持たれているなら是非こちらから知っていただけたらと思います。

この記事から

1.NISAの言葉の意味
2.NISAとはどんなもの?
3.NISA活用の利点と注意点
4.NISAと特定口座の違い

についてお伝えしていきます。
せっかく投資を行うのならこの知識は持っておくと大きな差が出てきます。それでは少し見ていきましょう^^

1.NISAの言葉の意味

よく「ニーサ」って聞いたりしますが、実際にはどんな意味なのでしょうか?日本語のお堅い言葉だと意味が分かります。
日本版少額投資非課税制度
と言います。
ISA(Individual Savings Account)イギリスの制度を日本版にしたというのがこの制度の発祥です。
(イギリスの方が非課税限度額や期間は圧倒的に有利ですが、日本も期間は恒久化(ずっと)を検討されています)
あまり正式な解説をCMでは言ってくれなかったり、YouTubeでもNISAは利益が非課税だからやろう!という風に見がちですが
実はこんな意味があるのです。この言葉を知っておくとNISAが分かってきます。

2.NISAとはどんなもの?

先程の言葉の意味を察すると分かります、「少額投資非課税制度」という言葉でしたね。
という事は限度額までの利益が非課税になるという事。
本来は投資をして利益が出た時に(配当金や値上がり益)利益に対して20%の税金が掛かります。
※利益に対してなので元本に対してはかかりません。値上がり益込で売却時に100万円の解約になった場合で「20万円が利益」なら「4万円を税金として支払う」事になります。

NISAは普通の口座とは別の口座で運用し一年間で非課税に出来る金額が決まっています。
限度額を超えた金額に対しての投資の利益には税金が掛かるようになります。
今なら一般NISAとつみたてNISAの2種類(ジュニアNISAは廃止になるので含みません)でこれから新しいNISAの制度が始まります。

運用利益がプラスになって税金が掛からないようにできる制度だという事ですね^^

一般NISA(新NISAの場合)は5年間の期間内で1年間で122万円(20万円は投資信託、102万円は株式も可)
つみたてNISAは20年間の期間内で800万円(金融庁選抜の投資信託のみ)です。
※金融庁選抜の投資信託は結構きっちりしておりますので外れはあまり無い感じです。
マネックス証券のつみたてNISAで使える投資信託のリストが見れるリンクを貼っておきます。

参考:マネックス証券(ファンド検索)

3.NISA活用の利点と注意点

結構なんでもNISAはしておくべき!という論調が殆どですし、勿論私もした方がいいとお伝えします。
ただ、利益が非課税になるからというだけの理由でするのは危険です。
最初の題名にあるように「NISAを使う際の注意点は何かあるのか?」という事を知っておく事もかなり大事になってきます。この欄はNISAを使うと良い点、悪い点についてお伝えしていきます。

大前提の利点に
投資での運用益が非課税=儲けが出ている
という事。これでないとNISAをする意味がありません。
「ニーサさえすれば儲かってうはうはだ!」という訳にはいきません。
自分が投資してきちんと運用して儲けたお金(キャピタルゲイン、インカムゲイン)を非課税にさせるという制度なので、運用がプラスになっていないとまったく意味のない制度になってしまいます。

そこをきちんと押さえた上で、
一般NISAなら現物株式(株式投資)、投資信託(株式債券不動産などの全般)の利益がまるっと非課税になるという投資している方なら最高の制度になります。

では、この逆で注意点は何があるのでしょうか?
これは利益が出ないと意味がない制度という事をお伝えしました。
利益の反対である損に対しては無防備な制度になっています。損を確定(売却する時)すると何も有利な点はありません。損を受け入れるという事しか出来ないのです。

この点はあまり強調されていなかったり、言わなかったりすることが多いですね。
でも大事な点になるのでしっかり頭に入れておきましょう!
あとは今の所NISAは使用できる期間が決まっています。
(NISAの恒久化を目指すとは言ってますがどうでしょう?)

・一般NISA(新NISA)は2024年~2028年
・つみたてNISAは2018年~2042年

利益も損も全て自分で処理するというのがNISAの考え方。上手な運用をしないと非課税のメリットを使えないので注意が必要です。

4.NISAと特定口座の違い

今度はNISAではなく、普通の運用の際に使われる口座「特定口座」について見ていきましょう。
※一般口座というのもありますが、自分で確定申告などをしないと駄目で面倒なので特定口座を押しています(笑)

特定口座は運用益に対して20%の税金が掛かってくる普段の運用口座ですが、実はこれにはちょっとしたメリットがあります。
それは運用益で税金を払っている場合、損の分が税金から引いてくれるという点。あまり取り沙汰されてはいませんが一応こういう事が出来ます。
あとは税金計算を証券会社がやってくれるので自分は運用しているだけでいいというのもメリット。(NISAも確定申告は不要です。)
特定口座も必要になるものなので是非知っておいてほしいと思います。

NISAの良い面と悪い面が分かれば、あとは運用するだけ!

NISAの良い面は知っていても、悪い面まで見る事は少ないように思えます。投資は自己責任の世界で誰のせいにも出来ないので細かい事でも知っておくと運用成果に関わってくるし利益や損の確定に関わる事にもなります。

投資さえすればお金持ち、利益が出てお金の不安が解消される訳じゃなく、あくまで投資優遇制度という事!
運用結果は貴方のやり方次第でプラスにもマイナスにも動きますし、市場の流れにもよります。それもひっくるめて自己責任!
軽い考えで儲けれるほど甘くはないので持てるものは持っておきましょう^^

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