30代から始める老後資金の作り方

30代から始める老後資金の作り方
年金が貰えないからと諦める前にやれることは?

2022/9/10評価損益

こんばんは、杉山です。記事をご覧いただきありがとうございます!
若い人では

・「自分たちの時には年金を貰うことが出来ない」
・「年金保険料を支払うのは自分たちに得は無い」
・「年金保険料を支払うのは嫌」

こんな風に思われている方もいらっしゃいます。
勿論、今の現状や高齢者の多さを考えると厳しいと考えるのは仕方ありません。
年金は自分の為に貯めていく制度ではなく、相互扶助の制度。
つまり現役世代の保険料で高齢者の年金を支払う仕組みなのです。

高齢者は年金の支給額の決定には国民年金と厚生年金又は共済年金の保険料を支払った金額に応じて決まります。
※支払った金額分もらえる訳ではありません。

今の時代は高齢者が年金を貰っていても、実際に年金だけで生活していくのは難しいのが現状。
言い換えれば、
若い世代の方は(私も30代)年金で生活できないという水準は確定事項のレベルでなるという事です。
生きていく限りはこの問題からは逃れられませんからどうにかしていきたいですよね。

企業で正社員で働いている方や派遣社員、パートアルバイトの方もそう簡単に給料が上がる訳ではなく、寧ろ物価に対して低めになってきている傾向になっており国も副業をすることを企業に認める様に働きかけしている位、お金を稼ぐのに一つだけでなんとかするのは難しくなってきています。
では30代から本業と副業(又は兼業)でお金を稼ぎまくり、老後の為に支出を減らして貯金を多くするようにするしかないのでしょうか?

老後資金で必要な金額は2000万円と言われている

昔、私がFPの資格を勉強している時にも言われていたのは「老後資金に3000万円必要になる」という事をよく雑誌などでありました。
この頃はまだ60歳定年の時代だったので、5年間の無職時代込で3000万円が必要になるという事でした。

最近の報道では「老後資金に必要なのは2000万円必要になる

定年が65歳が主軸になり、生涯現役という風潮になって来ているため私の予想ですが、70歳までは働く感覚ではないかと考えています。
でも実際に30代の方ならご両親がそれなりのお歳(60歳~70歳までの間)だと思いますが、同じ体力で働いているのでしょうか?
体力はやはり落ちてきますし、出来る事が難しくなる仕事の中でこなすのはかなり難易度が高いはずです。

その時に2000万円の準備をしようとすると、収支の内訳を考えると

・生活費(食費や光熱費、家賃など)
・余力の為の貯金、高額な商品や体験の為の資金用貯金
・老後の為の貯金

という形になります。

そこで老後の為の貯金を早く貯めたいと思うと上記2点の生活費、余力の為の貯金を疎かになってしまいます。
疎かになる=今できるやれることにお金を割けない
という事になります。

30代の体力やリスクの取り方は60代の時とは大きく違います。
ではこの2000万円の準備を考えるのにどんな対策を考えられるか?といった時に資産運用という手段も選択肢に入れておく事がおススメです。

貯金も資産運用もリスクがある

貴方も資産運用(投資)にはリスクがあるという事はよく耳にする事があるかと思いますが、実は貯金にもリスクがあります。
まずリスクの説明として
悪い方、お金なら損をするという意味だけでなく、増える方もリスクがあるといいます。

リスク=ブレ幅

という事を知っていただいたうえで、
景気が上がれば投資していればお金は儲けられ、下がればお金は損をします。(元本割れ)
貯金にはそんなブレ幅はないだろうと思われるかもしれませんが、実はあるのです。

景気が上がれば物価が上がる事が多いのですが、100万円で買えたモノが101万円になったとしましょう。
貯金の額面は100万円です。この場合はどうでしょうか?このモノは購入できなくなります。
物価が上がるとこのモノが貯金額では買えないのです。
では逆に景気が下がった場合はどうでしょう?100万円のモノが90万円になったとすると…なんとモノを買っても10万円お金が浮く事になります
貯金の額面は同じなのに景気で増えたり減ったりしています。これが貯金のリスクです。
インフレーション(物価上昇、賃金上昇)やデフレーション(物価下落、賃金下落)でお金の価値が変わるので貯金一辺倒にするリスクもあります。
下のリンクに動画のリンクを貼っておきますのでよければどうぞ。
(クリック、タップでリンク先に飛びます。)

参考:NHK for School「インフレとデフレ」

資産運用と貯金を上手くどちらも取り入れる事でるリスク軽減

物凄いお金を稼げる人は問題なくダメージは無いと思いますが大抵の方は無理ですので資産運用と貯金の両立を使います。
景気が良い時に殖えるお金の資産と景気が悪い時に強くなる現金を組み合わせる考え方です。

資産運用は(株式の場合)企業の成長しお金を儲ける事によって自分が投資した割合の分お金が貰える(配当、値上がり益)という仕組みなので自分が働く以外の所で収入を増やす可能性を増やせます。
これを上手く使って老後資金に繋げていくやり方をすれば貯金のペースをより早くすることも可能になりますし、
景気が悪い時(デフレ)に現金の強さを持っておくというオールラウンドの対策を持つ事が出来ます

30代からの資産運用なら不労所得の考え方も持っておくと楽!

不労所得」と聞くと何か汚いとかずるいイメージがあるかもしれませんが、れっきとしたお金の稼ぎ方です。
投資家や経営者がその類の考え方ですね。ある意味会社員の上の役職の方も不労所得になりえるかもしれませんがそれは別にしておきます(笑)

投資家や経営者はお金持ちだから不労所得が作れるという意見があり、自分じゃ無理だ…と考えてしまう方もいますが、
一般の会社員でも不労所得を作る事は可能です。

不労所得は楽をして稼ぐという風に思いがちですが、実はそうではなく「仕組みを作って運用する」というやり方でお金を儲ける方法。つまり作る労力はいるのです。

不動産投資やアフィリエイト(ブログで収益)は中々ハードルが高く、怪しいものもあるので見極めが必要になりますが、
株式投資や投資信託を使った仕組みはあまりそこまで怪しいものが少なく、証券会社を選んで行えば作る事が出来ますのでそこまで難しい事はありません。

※簡単に行えるのであって「簡単に儲けられる訳ではありません!」

会社員の借金をするリスクがないやり方がおススメ

不動産投資のような借入金を使った資産運用をするのはかなりのリスクを取る事になります。

この場合は自分が住まない住宅やマンションの為にお金を借金しないといけないという事。
しかも不動産投資は個人の住宅購入とは違う「事業用ローン」を使わないといけないので借り入れの利率は高くなる傾向にあります。

※フラット35などの個人の住宅用のローンを使う事はできません。規約違反により残債一括払いを課せられるので色んなお金が吹っ飛びます。

フルローンをした場合、家賃収入がローン返済額と経費(火災保険や修繕費準備)でプラスにならないと不労所得になりません。
節税の為の不動産投資は不労所得になりません。損をする事で税金を還付してもらう考え方。儲ける気が無いという点がミソです。
不労所得になる不動産投資のやり方の方が現在や将来の為にかなり役に立つのでこちらがおすすめです^^

でも、実際に頭金にかなり必要になったりするので自分の資金が危険な状況になるかもしれない…
そんな場合、会社員がそこまでリスクを取らない不労所得の手段として、現物株式、債券投資などがあります。

現物株式なら配当金、値上がり益、債券投資なら年2回の利息と償還時に元本が返ってくるという様な金融商品があり、
すこし資金が必要になりますが、ボーナスや給料を投資用にお金を貯めて購入する事で少しずつでも資産形成をすることが出来ます。
また投資信託を使うやり方ならば、配当金を貰う事は出来ませんが上記の現物株式などに比べてかなり購入のハードルが下がり、コツコツと貯金感覚で進めていくと大きく資産を殖やしていく事も可能になります。

投資信託評価損益
参考:投資信託の運用評価額

毎月の出来る金額を投資に回して時間をかけて積み立てていくと複利効果による資産の増加がかなり大きくなってくるので無理のないペースで淡々と投資を行うというやり方で続けていけます。

投資信託での運用のやり方の注意点はこちらのリンクからご覧になれます。

失敗しないインデックス投資での運用の仕方

資産を殖やしていく、配当金を得るのにやりやすいモノは?

資産を殖やす(貯金額を膨らませる)、配当金を得て収入にするというやり方があるといっても、実際にどんな位のモノかがわからないと怖くてできないものです。
そこで実践的に行える投資の商品の一例をみていきましょう。
私個人も実際に投資をして運用しているやり方のご紹介なので、そこまで無茶な金額にはなりません^^

・投資の代表格「国内株式投資」

始めに投資と聞くとまず浮かぶのではないでしょうか?「国内株式投資」で運用していく方法。
企業に投資をする事でその企業の成長を後押しをして成長の実りを配当金や株主優待、値上がり益としてお金に換えるというやり方。
国内企業の株式は単元株という単位(100株ごとに購入)が原則ですが、ミニ株(単元未満でも購入可)というやり方も出てきてかなり買いやすくなっています。国内株式は年に2回の配当を出している所が多い傾向にあります。海外への投資では為替が関わり、円に換えるのが少し手間が掛かったりしますが国内は勿論、円での取引なのですぐにお金として使う事が出来ますね。

・流行りの海外への投資「米国株」

米国の企業に投資をする事も選択肢にしておくと、お金を得るのに効率が上がります。
米国は日本に比べて成長具合が大きく投資している方も多くいます。
ダウ平均株価参考
米国の指標となっているS&P500投資信託やETF(上場投資信託)なんかはかなり人気があり成長度合いを見て選ばれている方も多い投資先です。
個別企業の面で見ると、日本の株式とは違い4半期決算で配当金が出る傾向が多く(年4回の配当)、ボーナス配当がある企業もあります。為替も関わってくるので円安の際には円に多く換える事も出来るという少しリスクが高くなりますが、しっかり増やしていく、収入に繋げるには強いタイプの投資先になります。

・不動産投資よりもリスクを抑えた投資先「Jリート」

こちらは少し馴染みがないかもしれない、「Jリート」。日本版不動産投資信託といいます。
名前の通り不動産投資を信託(任せる)して運用してもらう投資のやり方です。

自分で不動産を購入する場合、借入金のリスクと事業ローンの為に借入利率が個人用より高い為リスクがかなり高くなりますがこのJリートは株式投資と同じで証券を購入する事で不動産の配分を得る事が出来、配当金や値上がり益を得ることが出来ます

勿論、全て自分でする不動産投資は儲けも全て自分の所に入りますが、失敗のリスクに対して無防備になってしまう事もあるのでリートならば株式投資感覚で出来るので借金までする必要が無いので安心です。

Jリートは少し変わったタイプの投資先で実は配当金を出してもらいやすい所なのです^^
このリートは家賃収入(テナントなどの家賃)や不動産売却による利益でお金を儲けます。
そこで税金の面で法人税が関わるのですが投資家に利益の90%以上を配当すればJリートの投資事業は法人税が免除されます、つまり配当を出してきやすいという事。
年2回の配当を実施している所が多く、値動きはかなり大きいですが上手に配分すれば配当金を少し大きくする事のできるかもしれません。

・資産を複利効果で殖やしていく「投資信託」

つみたてNISAやiDeCoにも使われている「投資信託」。こちらは今までよりもかなりやりやすい部類になります。
100円から1円単位で始める事が出来て資産を複利効果を使ってどんどん増やしていく形を作る投資になります。


※私の資産運用コンサルを受けた方の実例です

国内株式や海外株式、国内債券や海外債券、国内外のリートにも投資を勿論100円から行うことが出来ます。
※ネット証券会社でなら100円から出来る所が多いです。10000円からのところもありますのでご注意ください
ちなみに私はマネックス証券を使っています。

参考:マネックス証券
楽天証券やSBI証券、松井証券など他にもネット証券会社はあるのでご自分の好みに合った所を探すのもアリです。
複利効果(元本に利益を足した金額が元本になる仕組み)を使うと投資額が増えれば増える程、投資信託の基準価格(株価みたいなもの)が上がれば大きくお金を殖やしていく事が出来ます。貯金感覚を使った投資のやり方で初心者でも行える選択肢の一つです。

30代から対策していると将来に大きい差がでる

30代からの資産運用がいいのは資金が必要になるタイミングが遅くなるという事。
ぎりぎりに始めて必要な資金が大きい場合、どうしてもリスクの高いやり方を選ぶ傾向がありますし、ミスが命取りになってしまいます。

30代なら単純に定年を60歳として約30年を運用する機関にする事が出来ます。リスクが低めのやり方でも時間を使えばしっかり準備できますし、逆にリスクを高めにしても損している状態でもまた戻ってくる時間を持てます。

投資をするしないは個人で決める事ですが昇給やボーナスの増加が難しい場合、資産運用で収入を得る形を作っておけば変動に対応しやすくなったりします。

株式では難しい場合でも投資信託のような初期資産がそこまで必要にならない運用で複利を利かせてしっかりと貯めていくやり方でも、期間をかければ大きく変わります。
会社員でも給料でしっかりと貯金が出来ている方はリスクを負うやり方はそこまで必要ないかもしれません。
でも昇給やボーナスの増加が厳しい中で何とか老後の準備しないと!という風に不安に思っているなら投資という手段は持っておくと損はありません。

2022/09/13運用評価損益

お金は生活、豊かさにはどうしても必要になるモノ
お金持ちにならなくても貴方の納得できる人生を歩めるように今も将来も不安が無い状態になっていただきたいと思います。

もし貴方が資産運用のコツや理論を身に付けたいという場合に、私のサービスを使い身に付ける事が出来ます。
独学でするのもいいですが失敗も沢山するかもしれません、その余計なお金をかけない方法として基本的な技術や理論をきっちり身に付けておく事で大きなミスを防げます。資産運用はリスクを持つ貯金のやり方。無駄な損を防ぎたい場合は是非ご活用ください^^

↓(下の文字より資産運用コンサルティングの概要をご覧になれます。)

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